なぜうちの子は虫歯になりやすい?なりにくい子との決定的な違い

毎日きちんと子供の仕上げ磨きをしているのに、気が付いたら虫歯ができてる!しかも、いつの間にか増えている!!

 

「こんなに頑張ってるのに、なんですぐに虫歯になっちゃうんだろう。。。」と、自己嫌悪に陥ってしまうことってありませんか?><

 

甘いものばかり食べてるから?磨き方が悪いから?

 

もちろんそれも原因のひとつだとは思いますが、実際周りを見てみると、

兄弟で同じようなもの食べて同じように歯磨きしてるのに、なぜか下の子ばっかり虫歯になるんだよね。。。

という人がいて、逆にそこまでしっかり歯を磨けてない、歯医者に一度も行ったこともないのに今まで一本も虫歯になったことがない!という子供もいるんですよね。。。

 

つまり、明らかに「虫歯になりやすい子供」「なりにくい子供」がいる、ということ!

 

でも、だからと言って親としては何の対策もできないのか?というと、決してそんなことはないんです。

 

子供に虫歯で辛い思いをさせないために親として今からできることがたくさんあるので、ぜひ今から対策をするようにしてくださいね!

 

目次

虫歯になりやすい子供、なりにくい子供の決定的な3つの違い

まず、虫歯になりやすい子供となりにくい子供にはある決定的な違いが3つあります。

 

唾液の分泌量が多いか少ないか

実は、虫歯を予防するためには「唾液」が大きく関係してきます。

 

というのも、口の中は酸性になると虫歯菌が増えやすくなる=虫歯になりやすい状態になってしまうのですが、唾液が十分に分泌されると

 

  • 酸性になった口の中を中和して「中性」にしてくれる
  • 口の中の食べかすを洗い流してくれる
  • 酸で溶けてしまった歯を再生してくれる(再石灰化)
  • 歯の表面や粘膜をコーティングしてくれる

といった働きをしてくれて、結果的に虫歯になりにくい歯を形成してくれるんです。

 

なので、唾液の分泌量はものすごく大事!

 

たとえ兄弟に同じメニューの食事を出したとしても、その分泌量によって「虫歯になりやすいか」「なりにくいか」が大きく変わってしまうんです。

 

虫歯になりやすい歯の質をしている

歯は、元々「象牙質」「エナメル質」「セメント質」からできています。

(引用:代官クリニックHP)

その中でも、表面に見えているのが「エナメル質」。

 

人間の体の中で一番硬いと言われていて、なんと水晶と同じくらいの硬さとまで言われてるんです!

 

そんなエナメル質ですが、歯を形成する段階でうまく作られず、結果柔らかい歯、弱い歯が形成されてしまうことがあります。(エナメル質形成不全)

 

そうすると、ちょっとしたことですぐ虫歯になりやすく、しかも進行も早くなってしまうんですね。

 

ちなみに、エナメル質形成不全の特徴としては

  • 歯の色が他の歯と比べておかしい(黄ばんでる、茶色がかってる、白く濁ってるなど)
  • 歯がデコボコしている
  • 穴が開いている
  • 歯が欠けている

といったものがあるので、ぜひお子さんの歯の様子をチェックしてみてください!

 

ちなみにエナメル質形成不全になってしまう原因は明らかにはなってないのですが、乳歯の場合は妊娠時のママの状態(栄養不足、薬の影響など)そして遺伝なども考えられます。

 

とは言え、たとえエナメル質形成不全になっていたとしてもこれからのケア次第で虫歯を予防することは十分できるので安心してくださいね!

 

歯並びが悪い

歯並びが悪いと歯と歯の間の歯垢が残りやすく、また仕上げ磨きをしてもなかなかキレイに取り除くことができません。

 

ちなみに、うちの娘は歯並びは良い方なのですが、それでも毎回歯科検診に行く度に「歯垢が残ってましたよー」と指摘を受けます。。。(毎回かなり入念に磨いて行っても言われてしまいます。涙)

 

つまり、きちんと磨いたつもりでいても、予想以上に歯垢が溜まってることが多いということなんですよね~。><

 

歯並びが悪いとさらに親の目に見えにくい部分が出てきてしまうので、余計歯垢が溜まりやすい=おのずと虫歯になりやすいです。

 

小さい頃に虫歯菌がうつってしまっている

よく、子供が小さい時に

「3歳までに口移しや箸の共有をすると虫歯菌がうつっちゃう!」
「キスもしたら虫歯になっちゃうから、絶対に口と口はキスしちゃダメ!」

なんて話題が出ませんでしたか?

 

あれは迷信でも何でもなく、実際に虫歯菌が感染しやすい「1才7ヶ月~2才7ヶ月」の間が特に要注意で、しかも感染する時期が早ければ早いほど虫歯になりやすいと言われてるんです。

 

しかも、たとえスプーンを共有してなくても熱いものを「フーフー」しただけで虫歯菌がうつってしまうこともあります。

 

いくら親が気を付けていても、見ていないところでジジババがお箸の共有をしてる可能性も十分にありますよね。(パパがチューとか…)

 

ちなみに2才の時点で虫歯菌がうつってしまった子供は、そうでない子供に比べて(4才の時点で)虫歯の数が16倍も多かった、なんていうデータもあるくらいです。

 

1人目の時は気をつけてたけど、2人目の時はそこまで気にしてなかった!

 

というママは、もしかしたら既に虫歯菌をうつしているかもしれませんよ!

 

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まだ間に合う!今から子供を虫歯にさせないために親ができること

とは言え、いくらお子さんが「虫歯になりやすい子供」に該当したとしても、諦める必要はありません!(むしろ、虫歯になりやすいからこそ、他の子供以上に対策をしないとあっという間に虫歯だらけになってしまいます…。)

 

ちなみに、乳歯が虫歯になるとその後の永久歯にも影響が出てしまうと言われてます。

 

しかも、乳歯は虫歯になっても白いまま&子供も痛がらない!

 

なので、

あんまり歯磨けてないけど、うちの子虫歯全然ないわ~♪

とのんきに構えてたら、実は虫歯だらけだった…という可能性もあるので注意が必要ですよ><!

 

そんな状態にならないためにも!今すぐできる対策として私がおすすめする方法は以下の4つです。

 

よく噛まないと食べられない食べ物を出す

最初に述べたとおり、虫歯予防には「唾液をたくさん出すこと」がとても重要になってきます。

 

唾液を多く分泌させる方法はいくつかあるのですが、中でも特に効果的なのが「良く噛んで食べること」!

 

例えば、ごぼうやこんにゃく、きゅうりなど噛まないと飲みこめないものを意識して出したり、キャベツでも炒めたものではなく生キャベツ、できるだけ大き目に切る、などできることはたくさんあります。

 

もし、メインメニューが柔らかい、すぐ飲み込めてしまうようなものだったら、一品で良いのでそういった「噛むメニュー」を付け足すようにしましょう!

 

毎食後にきちんと歯のケアをする

「歯磨きは1日1回で十分!」という考えもありますが、虫歯になりやすい子供の場合はやはり食べた後に歯を磨く習慣をつけた方が虫歯になりにくいです。

 

理想は食事&間食の度に歯を磨く!ですが、さすがにそれはなかなか難しいよー!という方は、毎食後にキシリトール100%のガムやタブレットを食べさせてあげてください。

 

これだけでも全然違います。

 

ちなみに、キシリトールは1回に何個も食べるよりも数回に分けてこまめに食べる方が効果的だと言われてるんですよ!

 

ボトルタイプだったら外出時でもササッと出しやすいですし、ほのかに甘味があるのでお子さんも喜んで一石二鳥ですよね!

 

歯医者に定期的に通う

ちなみに、うちの娘は1ヶ月に1回の定期検診に通っています。

 

たまたま通い始めた歯医者がその頻度なのでちょっとめんどくさいなー…という時もあるのですが、やっぱり毎回虫歯(予備軍)がないかをチェックしてくれるのでかなり安心できます。

 

また、毎日の仕上げ磨きに自信がなかったりするので、検診に行く度に

「虫歯ないですね!」
「ここに歯垢が残ってますね!」
「歯磨きする時はここを気を付けてくださいね!」

などひと言もらえるだけでも全然気持ちが違います。

 

頻度はこれほど多くなくても良いとは思いますが、やはり定期検診で「先生に(プロの目で)しっかり診てもらう」というはすごく大切ですよ!

 

虫歯になりにくい歯磨き粉を使う

上記3つのことを試しても、結局最終的にとっても重要になってくるのが「歯磨き」そして「仕上げ歯磨き」です。

 

ここをしっかりしないと(特に夜)あっという間に虫歯が増えてしまいます。汗

 

でも、ただ磨けばいい、というわけではありません。

 

ここで大切になってくるのが、「虫歯になりにくい歯磨き粉」を使用すること!

 

というのも、薬局に行くと子供用の歯磨き粉がたくさん売られているのですが、市販の歯磨き粉には「発泡剤」や「研磨剤」などがたくさん配合されているものがほとんどなんですよね。。。(これは大人用の歯磨き粉でも同じことが言えます。)

 

たとえば、発泡剤が入ってると泡立ちが良い分、子供はすぐに磨いた気になってあっという間に歯磨き終了⇒実はまだ歯の汚れが落ちていない!ということが起こってしまいます。

 

また、研磨剤は、『ヤスリのように』歯の表面を削って歯を白くしていくので、子供の柔らかい歯の表面に細かい傷がついてしまう危険性があるんです。

 

なので、歯磨き粉を選ぶなら低発泡&低研磨のものがおすすめ!

 

そして、数ある歯磨き粉の中でも特に私がおすすめなのが、多くの歯医者さんが推奨しているチェックアップ商品です。

 

これらは「歯磨き粉」と「ジェル」があり、通常の歯みがきには前者を、1日の仕上げ磨きには後者をプラスして使う、という方法が最適です。

 

※歯磨き粉は年齢によって使う量が異なります。

また、ジェルは全部で5種類あり、年齢によって使える味が異なる(フッ素量が違う)ので注意してください。

 

 

味が普通に美味しい(というのも変ですが)ので、歯みがき嫌いの子でも意外とこれは高評価!という意見が多いです。

 

せっかく時間を割いて子供の歯を磨くなら、子供が楽しみながらもしっかりと効果のあるものを使うようにしましょう!

 

管理人
以上の4つの対策をするだけでも、お子さんの歯の状態はガラリと変わるはずです。

 

 

まとめ

子供の虫歯は、このように「予想以上に」とても厄介なものです。

 

  • 見ても分かりにくい
  • 本人も気付きにくい
  • 一度虫歯になったらどんどん広がる
  • 毎週のように歯医者に通わなければならなくなる→時間とお金がかかる
  • 永久歯にも影響してしまう

 

でも、逆に言うと毎日子供の歯磨きや虫歯について悩まなくていいのって本当ストレスフリーです!

 

お子さんのためにも、そして自分のためにもw、ぜひ今回ご紹介した対策を取り組んで、ノンストレスな毎日を送ってくださいね!

 

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この記事を書いた人

6才娘&1才息子を持つアラサーのあやです。
無理はしないで楽しみながら!をモットーに、日々いろんな美容法を調査⇒実際に試したりしています♪

目標は、将来娘&息子が自慢できるようなきれいなママになること!

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