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「ヒルドイドを顔に塗ると美容にいいって本当?」「顔に使ったら赤くなった。どうしたらいい?」。この記事は、こうした疑問に、薬の添付文書と国の資料をもとに答えます。
結論からいうと、ヒルドイドは医師が処方する医療用医薬品で、効能・効果に美容(シミ・シワ・ハリなど)は含まれていません。添付文書にある効能・効果は、皮脂欠乏症(乾燥肌の病気)や進行性指掌角皮症、しもやけ(凍瘡)、盛り上がった傷あと(肥厚性瘢痕・ケロイド。予防も)などの治療です。製造販売元のマルホも2017年のお知らせで、患者が自己判断で治療以外の目的に使うことについて「適切な効果が見込めないだけでなく、思わぬ副作用が発現するリスクがあります」と注意しています。
顔の乾燥や赤み・かゆみが気になるときは、皮膚科で相談するのが確実です。日本皮膚科学会の医師向けの手引きは、一時的で軽く、かゆみのない乾燥なら、市販の保湿剤(一般用医薬品・医薬部外品・化粧品)と毎日のケアの見直しで対処することを挙げています。
ヒルドイドの効能・効果、副作用、使えない人(添付文書から)
顔に使う前に知っておきたいことと、ソフト軟膏・クリーム・ローション・フォームの違い
市販のヘパリン類似物質(第2類医薬品)との違いと、美容目的の処方が問題になった経緯
この記事の添付文書・制度・商品の情報は、2026年10月23日に確かめた時点のものです。
ヒルドイドとは?医療用医薬品で、効能・効果に美容は含まれない
ヒルドイドは、マルホ株式会社が製造販売する医療用医薬品です。医師が診察して処方する薬で、ドラッグストアで買う市販薬(一般用医薬品)とは区分が違います。添付文書の主な記載は次のとおりです。
| 項目 | 添付文書の記載 |
|---|---|
| 分類 | 血行促進・皮膚保湿剤 |
| 有効成分 | ヘパリン類似物質 (1g中 3.0mg=0.3%。フォームは原液1g中) |
| 剤形 | クリーム・ソフト軟膏・ローション・フォーム(どれも0.3%) |
| 使い方 | 1日1〜数回、適量を患部に塗る(クリーム・ソフト軟膏はガーゼなどにのばして貼ることもある) |
効能・効果
添付文書の効能・効果は次の8つです(「→」のあとは編集部の補足)。
- 皮脂欠乏症 → 皮膚が乾燥する病気。日本皮膚科学会の手引きでは「乾皮症」と同じ意味
- 進行性指掌角皮症 → 手荒れの一つ。いわゆる主婦湿疹の乾燥型
- 凍瘡 → しもやけ
- 肥厚性瘢痕・ケロイドの治療と予防 → 盛り上がった傷あと
- 血栓性静脈炎(痔核を含む)
- 血行障害に基づく疼痛と炎症性疾患(注射後の硬結並びに疼痛)
- 外傷(打撲、捻挫、挫傷)後の腫脹・血腫・腱鞘炎・筋肉痛・関節炎
- 筋性斜頸(乳児期)
添付文書の「薬効薬理」の欄には、皮膚の保湿効果(ヒトでの試験)や、血液が固まるのを抑える作用などが書かれていますが、作用のしくみは「明確ではない」とされています。
ヒルドイドを顔に使う前に知っておきたいこと
ヒルドイドは、医師がその人の皮膚の状態を診て、必要なときに処方する薬です。PMDA(医薬品医療機器総合機構)のサイトで公開されている、マルホの患者向けの説明「おくすりガイド」は、医師に指示された用法・用量にしたがって使うよう書いています。顔に塗ってよいか、どこに・何回塗るかは、処方した医師に確かめてください。
美容目的で使うことについては、次のことが示されています。
- メーカーの注意:マルホは2017年10月のお知らせで、雑誌やインターネットに美容目的での使用をすすめていると受け取られかねない記事があるとし、こうした記事を見つけるたびに、化粧品と同じもののように紹介しないよう発行元・配信元に求めてきたと説明。医薬品の適応外の使用をすすめることは薬機法に抵触するおそれがある、とも注意している(厚生労働省の中医協の資料に引用)
- 処方は一人ひとりの診察から:同じお知らせは、ヒルドイドは医師が患者一人ひとりの皮膚の状態を診察した結果をふまえて処方するもの、としている。家族(子どもなど)に処方された薬を、自分の肌に使わないようにしましょう(編集部の補足)
- 副作用の救済制度:医薬品の副作用で健康被害が起きたときの「医薬品副作用被害救済制度」は、医薬品を適正に使用したにもかかわらず起きた被害が対象で、給付の判定では適正に使われたかどうかも見られる(PMDA)
顔に塗って赤み・かゆみが出たら
添付文書の副作用には、皮膚炎・かゆみ(そう痒)・赤み(発赤)・発疹・潮紅などがあります(次の節の表)。おくすりガイドは、こうした症状やふだんと違う症状に気づいたら、医師や薬剤師に相談するよう書いています。医療者向けの添付文書でも、異常があれば使うのを中止するなどの処置をとるとされています。
処方を受けた人は、処方した医師か薬剤師に相談してください。人に処方された薬を使った場合などは、使うのをやめて皮膚科で、塗った薬の名前と場所を伝えて相談しましょう(編集部の補足)。
ヒルドイドの副作用と、使えない人・注意が要る人
添付文書に書かれている副作用は次のとおりです(「そう痒」はかゆみのこと)。
| 頻度 | 症状(添付文書の言葉) |
|---|---|
| 0.1〜 5%未満 | 過敏症:皮膚炎、そう痒、発赤、発疹、潮紅 など |
| 頻度不明 | 過敏症:皮膚刺激感 皮膚(投与部位):紫斑 |
使えない人(禁忌)と、注意が要る場合は次のとおりです。
- 使えない人:血友病・血小板減少症・紫斑病など、出血しやすい病気の人。わずかな出血でも重大な結果になるおそれのある人(血液が固まるのを抑える作用があり、出血を助長するおそれがあるため)
- 妊娠中・妊娠している可能性がある人:治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にだけ使う。処方のときに医師に伝える
- 塗る場所:潰瘍や、びらん(皮膚がただれた所)に直接塗らない
- ほかの病院・薬局で:ほかの医療機関にかかるときや、薬局で薬を買うときは、使っていることを医師・薬剤師に伝える(おくすりガイド)
ソフト軟膏・クリーム・ローション・フォームの違い
ヒルドイドには4つの剤形があり、有効成分と濃度は同じ(1g中にヘパリン類似物質3.0mg)で、薬を混ぜ込んでいる土台(基剤)と添加剤が違います。添付文書の記載は次のとおりです。
| 剤形 | 基剤の種類 | 使い方 |
|---|---|---|
| クリーム | 水中油型 (乳剤性) | 塗る、または ガーゼで貼る |
| ソフト軟膏 | 油中水型 (乳剤性) | 塗る、または ガーゼで貼る |
| ローション | 水中油型 (乳剤性) | 塗る |
| フォーム | 水性 (泡で出る エアゾール) | よく振って から塗る |
「水中油型」は水の中に油の粒が散った形、「油中水型」は油の中に水の粒が散った形のことです。見た目(性状)は、クリームとソフト軟膏が白色のクリーム剤、ローションが白色のローション剤で、フォームは出すと白色の泡になります。名前は「ソフト軟膏」でも、性状の欄はクリーム剤です。フォームには、横向きや逆さまで使わない・火の近くで使わないといった注意があります。
添加剤は剤形ごとに違い、たとえばソフト軟膏にはサラシミツロウ・マイクロクリスタリンワックス、クリームにはラノリンアルコール・ステアリン酸、ローションにはセタノール・カルボキシビニルポリマーなど、ほかの剤形には入っていないものがあります。薬などでアレルギー症状が出たことがある人は、処方のときに医師・薬剤師に伝えておくと安心です(編集部の補足)。
剤形どうしを比べた記載として添付文書にあるのは、健康な成人男性(10人と20人)の前腕でフォームとクリームを比べ、皮膚の角層に届いた薬の量と角層の水分量が同等だった試験と、皮脂欠乏症の患者60人でソフト軟膏からフォームに替えても治療効果が保たれた試験です。ソフト軟膏とローションを直接比べた記載はありません。どの剤形にするかは、塗る場所や広さ、使い心地も含めて、処方する医師と相談して決めます。使いにくいときは、自分で替えずに医師に相談しましょう。
乾燥肌のケア(日本皮膚科学会の手引きから)
日本皮膚科学会の医師向けの「皮脂欠乏症診療の手引き2021」は、皮脂欠乏症(乾皮症。皮膚が乾燥する病気)の手当てを、症状の程度で分けています。
| 状態 | 手引きの考え方(医師向け) |
|---|---|
| 一時的で 軽い乾燥 | かゆみのない軽いカサつき・ざらつきなら、医療用の保湿剤を使わず、市販の保湿剤(一般用医薬品・医薬部外品・化粧品)と生活の見直しで対処する |
| はっきり 粉をふく・ かき壊しがある | 悪くなりそうなら、かゆみが無くても医療用の保湿剤での治療を考える(皮膚科へ) |
| 保湿しても 湿疹になった | ステロイド外用薬などの炎症を抑える薬を併用する(皮膚科へ) |
医薬部外品や化粧品の保湿剤は種類が多く、治療効果を比べた根拠が無いため、手引きは使い心地に満足でき、安心して続けられるものを選ぶことが大切としています。毎日のケアとしては、次を挙げています。
- 入浴のあとに保湿剤を塗る(直後でなくてもよい)
- 石けん・洗浄剤を使いすぎない、すすぎ残さない。ナイロンタオルやブラシは使わず、よく泡立てた泡を手のひらに取って優しく洗う
- 冬は暖房で部屋の湿度が下がるので、加湿器などで対策する
- 紫外線の強い5〜8月、特に10〜14時ごろの外出は帽子や日陰を使い、長く日に当たるときは日焼け止めを使う
また手引きによると、年齢による乾燥(皮脂欠乏症)が起きやすいのは両足の伸側(すねなど)で、皮脂や汗の多い顔は起きにくい場所です。顔の乾燥・赤み・かゆみが続くときは、市販の薬や保湿剤を自分で選ぶ前に、皮膚科で診てもらいましょう。
化粧品の保湿剤の例:白色ワセリン
手引きは保湿剤の種類の説明で、ワセリンは皮膚を覆って水分の蒸発を防ぐ一方、べたつきがあり使い心地に難がある、としています。白色ワセリンは化粧品としても売られています。例として、成分が白色ワセリンだけの化粧品を挙げます。商品の例は編集部が選んだもので、学会や手引きがすすめているものではありません。石けんとワセリンの選び方は、肌断食の記事の「石けんとワセリンの選び方」でも紹介しています。
市販のヘパリン類似物質(第2類医薬品)との違い
ヘパリン類似物質は、市販薬(一般用医薬品)にもあります。有効成分がヘパリン類似物質だけ(0.3%)のクリームには、健栄製薬の「ヒルマイルドクリーム」や新新薬品工業の「ピアソンHPクリーム」などがあり、この記事では例として、ヒルマイルドクリーム(第2類医薬品)の記載を使います(どれがよいという比較はしていません)。ほかに、近江兄弟社の「メンタームHPプラス」(アラントイン・ビタミンEも配合)、ロート製薬の「メンソレータム ヘパソフトクリーム」(ジフェンヒドラミンも配合)など、ほかの有効成分を加えた第2類医薬品もあります(PMDA の一般用医薬品の情報)。医療用と市販薬の区分の違いは、次のとおりです。
| 項目 | 医療用 ヒルドイド | 市販の例 ヒルマイルド クリーム |
|---|---|---|
| 区分 | 医療用 医薬品 (医師が 処方) | 第2類 医薬品 (薬局・通販で 買える) |
| 有効 成分 | ヘパリン 類似物質 0.3% | ヘパリン 類似物質 0.3% |
| 効能 (抜粋) | 皮脂欠乏症、進行性指掌角皮症、凍瘡、肥厚性瘢痕・ケロイドの治療と予防 など | 乾皮症、小児の乾燥性皮膚、手指のあれ、手足のひび・あかぎれ、しもやけ(ただれを除く) など |
| 主な 注意 | 出血しやすい病気の人は使えない。潰瘍・びらんに直接塗らない | 出血しやすい病気の人は使わない。目や目の周囲、粘膜(口・鼻など)に使わない |
| 相談の 目安 | 異常に気づいたら医師・薬剤師に | 5〜6日使ってもよくならなければ、やめて相談 |
有効成分の欄が同じでも、区分・効能・効果・使用上の注意は違い、添加剤も同じではありません。今回見た添付文書と PMDA の情報に、両者の効き目を比べた記載はありません。また、ヒルドイドの添付文書に目の周りについての記載が無いのは、使ってよいという意味ではありません。塗る場所は、処方した医師の指示に従ってください(編集部の補足)。
市販薬にも、美容(シミ・シワなど)の効能はありません。ヒルマイルドクリームは、メーカーが「顔や手足の乾燥肌治療に」と案内しています。使うのは、効能・効果にある症状(乾皮症など)のときです。使う前に、次を確かめてください(ヒルマイルドクリームの添付文書の情報から。注意は商品ごとに違うので、買う商品の外箱で確かめる)。
- 外箱と添付文書の「使用上の注意」を読む。出血しやすい病気の人は使わない(医療用と同じ)
- 医師の治療を受けている人、薬などでアレルギー症状が出たことがある人、湿潤やただれのひどい人は、使う前に医師・薬剤師・登録販売者に相談する
- 子どもに使うときは、保護者の指導監督のもとで使わせる
- きず・やけどのあとの皮膚のしこり・つっぱりの効能は「顔面を除く」とされている(顔の傷あとは効能に含まれない)
- 発疹・赤み・かゆみ・はれ・紫斑が出たら、すぐにやめて外箱を持って相談する。5〜6日使ってもよくならないときも、やめて相談する
商品の例は編集部が選んだもので、学会や手引きがすすめているものではありません。下の枠のボタンは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの検索結果に移ります。買う前に商品ページで区分(第2類医薬品)・効能・使用上の注意を確かめ、わからないことは薬剤師か登録販売者に相談してください。
美容目的の処方が問題になった経緯と、保険での扱い
ヒルドイドなどの医療用の保湿剤は、病気の治療のために健康保険を使って処方されます。2017年には、これが美容目的で使われていることが問題になりました。
- 2017年10月:日本皮膚科学会が会員に向けて、2014年ごろからヒルドイドなどの医療用ヘパリン類似物質製剤の美容目的の処方が増えているとして適正な処方を求め、マルホも適正使用のお知らせを出した
- 2017年11月:厚生労働省が中医協(中央社会保険医療協議会)の総会で、子どものアトピーの治療用として処方を受けながら美容目的で使う実態が新聞などで指摘されていることを挙げ、医療用保湿剤の適正な使い方を論点にした。一度に大量に処方されている実態もあるとしたうえで、全身型アトピー性皮膚炎や魚鱗癬など、多くの保湿剤が必要な患者もいることに留意が要るとした
- 2018年度の診療報酬改定:入院していない患者にヘパリンナトリウム・ヘパリン類似物質の保湿剤を処方する場合、病気の治療以外を目的としたものは保険給付の対象外であることが明確にされた(病気の治療が目的で、医師が使うのが有効と判断した場合を除き、保険で算定しない)
厚生労働省の集計では、保湿剤として使われたヘパリンナトリウム・ヘパリン類似物質の薬剤料(薬局の調剤の分)は、2012年度の349億円から2016年度の515億円に増えていました。これは病気の治療の分も含めた全体の額で、美容目的の分だけを数えたものではありません。
日本皮膚科学会の「皮脂欠乏症診療の手引き2021」は、医師へのアンケートで美容目的で医療用保湿剤を処方している医師は多くなかったとし、多くの医師が美容目的には処方しないようにしている、と書いています。
2027年3月1日からの見直し(ヘパリン類似物質を含む77成分)
これとは別に、美容目的かどうかに関係なく、市販薬(OTC医薬品)で代わりがききやすい医療用医薬品(OTC類似薬)を保険診療で使うとき、薬剤費の4分の1を患者が別に負担する仕組みが、2027年3月1日から始まります(健康保険法等の一部を改正する法律、令和8年法律第31号)。厚生労働省の案内(2026年9月30日更新)の対象の成分の一覧に、ヘパリン類似物質が入っています(対象は77成分。2026年9月の医療保険部会の資料)。
18歳になった後の最初の3月31日までのこども、がんや指定難病の治療に関わる使用、入院中の使用、医師が年間を通じた症状と治療の続き具合を確かめて長期の使用が医療上必要と認める場合などは、負担の対象外です。2026年9月の医療保険部会の資料では、年間を通じて使うアトピー性皮膚炎への皮膚保湿剤も、対象外の例に挙がっています。対象かどうかは、医師の診察をふまえて判断されます(厚生労働省の案内)。
よくある質問
-
市販の「ヘパリン類似物質」の薬は、ヒルドイドと同じものですか?
別の商品です。有効成分と濃度(ヘパリン類似物質0.3%)が同じものもありますが、市販薬は第2類医薬品で、効能・効果や添加剤、使用上の注意が違います(「市販のヘパリン類似物質との違い」)。
-
子どもに処方されたヒルドイドを、親が顔に使ってもいいですか?
使わないようにしましょう。処方薬は、医師がその子の皮膚を診て出したものです。自分の肌の乾燥は、市販の保湿剤を使うか、皮膚科で相談してください。
-
ヒルドイドローションとソフト軟膏は何が違いますか?
基剤(ローションは水中油型、ソフト軟膏は油中水型の乳剤性基剤)と添加剤、見た目(ローション剤とクリーム剤)が違い、ソフト軟膏はガーゼにのばして貼る使い方もできます。2つの効き目を直接比べた記載は、添付文書にありません(「剤形の違い」)。
まとめ
- ヒルドイドは医療用医薬品(血行促進・皮膚保湿剤)。効能・効果は皮脂欠乏症などの治療で、美容は含まれない
- 処方されたら、医師に指示された用法・用量で使う。赤み・かゆみなどが出たら、処方した医師か薬剤師に相談(人の薬を使ったときは、やめて皮膚科へ)
- 4つの剤形は有効成分と濃度が同じで、基剤と添加剤が違う。どれにするかは医師と相談して決める
- 市販のヘパリン類似物質は第2類医薬品。効能・効果や注意が違うので、外箱を読み、わからないことは薬剤師か登録販売者に
- ヘパリンナトリウム・ヘパリン類似物質の保湿剤は、2018年度から、外来で病気の治療以外を目的とした処方が保険給付の対象外と明確にされている
この記事について
この記事は、PMDA で公開されているヒルドイドの添付文書とおくすりガイド、市販薬の添付文書の情報、厚生労働省と中医協の資料、日本皮膚科学会の手引きをもとに、子育て主婦の若返り日記の編集部(運営:Digital GOAT株式会社)がまとめました。病気の診断や治療の代わりになるものではありません。
このサイトでは2015年から、当時の運営者がヒルドイドを美容目的で使った記録と、副作用・剤形の違いについての記事(あわせて3本。のちに書き足しも)を載せていました。医療用医薬品を美容目的で使うことを前提にした内容で、添加剤の一覧が今の添付文書と違う所もあったため、1本にまとめて書き直しました。当時の使用の経過は載せていません。サイトの運営者は運営者情報、運営会社は運営企業をご覧ください。
ヒルドイドクリーム0.3%・ソフト軟膏0.3%・ローション0.3%・フォーム0.3% 添付文書(2025年7月改訂 第4版、マルホ株式会社)(PMDA)、同 おくすりガイド(患者向医薬品ガイド)
ヒルマイルドクリーム(健栄製薬)一般用医薬品の詳細表示、ピアソンHPクリーム・メンタームHPプラス・メンソレータム ヘパソフトクリーム(PMDA)
日本皮膚科学会「皮脂欠乏症診療の手引き2021」(日本皮膚科学会雑誌 131巻10号)
中央社会保険医療協議会 総会(2017年11月1日)資料 総-2「外来医療(その3)」(医療用保湿剤の適正使用。日本皮膚科学会とマルホのお知らせの引用)
厚生労働省 保険局調査課「特定の医薬品の薬剤料等の推移について」(2018年5月)(2018年度改定の内容と薬剤料の推移)
厚生労働省「OTC類似薬の保険給付の在り方の見直しについて」(2026年9月30日更新)、社会保障審議会 医療保険部会(2026年9月16日)資料1・同(2026年8月27日)資料1


