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防災庁が2026年11月2日の発足と同時に出した「事前防災徹底のための緊急要請」は、水や食料を「最低3日間、できれば1週間分」備えるよう求めています。飲料水は「食事に使うものも含め、一人あたり一日3リットル」です(防災庁「事前防災徹底のための緊急要請」)。
1週間分は水も食事も「人数×21」で数えられます。1人1日3L・3食で計算すると、4人家族の1週間分は水84L(2Lペットボトル42本)と84食です。まず家にある水と食品を数え、何日分あるかを出すと、足りないものが見えてきます。全部を非常食で買いそろえなくても、ふだんの食品を少し多めに持つ形で近づけられます。
この記事で紹介した要請の内容・目安・商品の情報は、2026年11月5日に確かめた時点のものです。
家族の人数ごとの水と食事の量(3日分・1週間分)と、子どもの数え方
家にある水と食料が「何日分か」の数え方
赤ちゃんや小さい子がいる家で足したいもの
買い足すときの例です。保存水の箱は、4人家族なら1つで1日分です。アルファ米は水でも戻せます。ボンベとコンロを入れた5商品は、「足りない分を買い足すなら」にまとめました。枠のボタンから、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングで値段を確かめられます。
防災庁の緊急要請は何を求めている?
家庭には「最低3日間、できれば1週間分」の水や食料の備蓄を求めています。要請の本文のうち、備蓄について書かれているのは次の4つです(防災庁)。
- 「最低3日間、できれば1週間分の水や食料を備蓄してください」
- 「飲料水は、食事に使うものも含め、一人あたり一日3リットル必要です」
- 「携帯用トイレやティッシュ、トイレットペーパー等の生活用品も備えておきましょう」
- 「日頃、使っているものを多めに買っておき、使ったら補充する習慣を身に付けましょう」
携帯用トイレは1人1日5回で数えます(携帯トイレは家族で何回分?)。この記事では水と食料を見ていきます。
ほかに、耐震診断や家具の固定、ハザードマップと避難経路の確認、非常持ち出し品の準備、防災訓練への参加も呼びかけています。「3日間と1週間」という目安は、今回初めて出たものではありません。国の防災基本計画にも「最低3日間、推奨1週間」とあり(中央防災会議「防災基本計画」(PDF))、要請の文面も「あらためて徹底するよう要請します」となっています。
ニュースで見かける数字には、要請に書かれたものと、そこから計算したものが混ざっています。分けると、こうなります。
| 数字 | どこの数字か |
|---|---|
| 最低3日間、できれば1週間分 | 防災庁の要請(公式) |
| 1人1日3L(食事に使う分も含む) | 防災庁の要請(公式) |
| 1人1日3食 | 政府広報オンラインの備えの目安(職場などの備え用品の項目) |
| 4人・1週間で水84L | 計算:3L×4人×7日 |
| 4人・1週間で84食 | 計算:3食×4人×7日 |
| 500mlペットボトル168本 | 報道(静岡放送の記事)の数字。84L÷0.5Lで同じになる |
| アルファ米84袋 | 報道の数字。1人21袋の4人分で、3食×4人×7日と合う。要請に袋の数は書かれていない |
1週間分の水は何リットル?人数で見る早見表
「人数×3L×日数」で計算します。4人家族なら3日分で36L、1週間分で84Lです。
| 人数 | 3日分 | 1週間分 | 2Lで何本(1週間) |
|---|---|---|---|
| 2人 | 18L | 42L | 21本 |
| 3人 | 27L | 63L | 32本 |
| 4人 | 36L | 84L | 42本 |
| 5人 | 45L | 105L | 53本 |
防災庁の1人1日3Lで編集部が計算しました。本数の端数は切り上げです。500mlペットボトルなら、リットルの数の2倍の本数です(84Lなら168本)。
4人家族は、箱で考えるとわかりやすくなります。2L×6本の箱も500ml×24本の箱も12Lなので、1箱でちょうど1日分です。3日分で3箱、1週間分で7箱です。

農林水産省のガイドは、大人2人の1週間分の例を「2L×6本入りで4箱」としています(農林水産省「災害時に備えた食品ストックガイド」)。4箱は48Lで、計算の42Lより少し多めです。なお、1人1日3Lは飲む水と調理の水で、湯せんや、食品・食器を洗う水は別に要ります(同ガイド「命をつなぎ止める水」)。
費用の目安として、2Lの水は東京都区部の平均で1本123円です(総務省の2024年平均。農林水産省の資料(PDF)の参考より)。この値段なら、42本で約5,200円の計算です。長く持つ保存水は、同じ量で比べるとこれより高めなので(例の枠に楽天市場の値段が出ます)、ふだんの水と組み合わせる手もあります。
子どもも3Lで数える?
迷ったら、子どもも大人と同じ3Lで数えます。防災庁の要請は「一人あたり」で、年齢で分けていません。東京都の東京備蓄ナビは、水は1日1人3Lが目安で、必要な量は年齢や体重で変わるとしています。品目の設定では、0歳〜小学生を1日2.4L、中学生以上を1日3Lで計算しています。
| 家族(1週間分) | 全員3Lで | 東京備蓄ナビの設定で |
|---|---|---|
| 大人2+子ども1 | 63L | 約59L |
| 大人2+子ども2 | 84L | 約76L |
| 大人2+子ども3 | 105L | 約93L |
子どもは0歳〜小学生、大人は中学生以上とし、設定の値に7日を掛けて端数を切り上げました(編集部の計算)。ミルクの調乳に使う水は、この表とは別に多めに見ておきます(農林水産省のガイド。後の「赤ちゃん・小さい子がいる家で足すもの」)。
水の備え方と置き場所
水は1Lでおよそ1kgなので、84Lは約84kgになります。農林水産省のガイドは、1か所に入らない分は分散して収納するのがコツだとしています(同ガイド「備蓄食品の収納テクニック」)。同省の職員の例では、キッチンのほかリビングや脱衣所にも置き、二階建て以上なら一階と二階に分けています(農林水産省「大事な水、どうやって備えますか?」)。備え方は主に3つです(同ガイド)。
- ふだん飲むペットボトルの水:日常的に飲んで買い足す。通常のミネラルウォーターの賞味期限は約2年程度
- 保存水:賞味期限は5年〜10年で、通常のミネラルウォーターの2〜5倍ほど長持ちする。こまめに回すのが面倒な家には、買い換えの頻度が少なくて済む長期保存の水がすすめられている(農林水産省)。例は「足りない分を買い足すなら」に
- 水道水:塩素の消毒効果で3日程度は飲料水に使える。清潔な容器に口もといっぱいまで入れてフタを閉め、直射日光を避けて室温の低い所に置く
1週間分の食料はどれくらい?84食をふだんの食品で考える
1人1日3食で、4人家族なら3日分で36食、1週間分で84食です。1週間分は2人で42食、3人で63食、5人で105食と、水のリットルと同じ数字になります。
ニュースの「アルファ米84袋」は、1人21袋の4人分で、1日3食を全部アルファ米にした数と合います。たとえば尾西食品の「尾西の白飯」は、でき上がりが1袋260gで「お茶碗軽く2杯分」、1袋に水かお湯が160ml要ります(尾西食品)。農林水産省のガイドは、非常食だけでなく、ふだん食べて災害時にも使える食品をバランスよく備えることが大事だとしています(同ガイド「簡単!ローリングストック」)。
国が出している大人2人・1週間分の例を、4人分に直すと次のとおりです(政府広報オンライン「今日からできる食品備蓄。ローリングストックの始め方」)。
| 種類 | 大人2人・1週間の例 | 4人分(2倍) |
|---|---|---|
| 主食 | 米2kg×2袋、パックご飯6個、カップ麺類6個、そうめん300g×2袋、パスタ600g×2袋 | 米2kg×4袋、パックご飯12個、カップ麺類12個、そうめん300g×4袋、パスタ600g×4袋 |
| 主菜 | 肉・野菜・豆などの缶詰18缶、牛丼の素やカレーの素などのレトルト18個、パスタソース6個 | 缶詰36缶、レトルト36個、パスタソース12個 |
| 熱源 | カセットコンロ、ボンベ12本 | カセットコンロ、ボンベ24本 |
4人分は、大人2人の例を編集部が2倍にしたものです。子どもの食べる量は年齢で違うので、ふだんの量に合わせて調整してください。
おかずと野菜も一緒に見ます。農林水産省のガイドは、災害直後は炭水化物ばかりになりがちだとして、たんぱく質には缶詰を、ビタミンや食物繊維にはじゃがいも・たまねぎ・かぼちゃなどの日持ちする野菜や乾物、野菜ジュース、ドライフルーツをすすめています(同ガイド「備蓄食品の選び方」)。
何をそろえるかは、ふだんの食事に合わせます。同じガイドの目安は、水や熱源などの必需品に加えて、よく料理をする家なら常備菜と乾物(梅干し、缶詰、切り干し大根など)、中食が多い家ならレトルトやフリーズドライ、あまり料理をしない家ならカップラーメン、菓子類、非常食など好きなものです(同ガイド「食品の家庭備蓄のすすめ」)。
温める手段も忘れずに。カセットボンベは1人1週間で約6本が目安で、使用期限はボンベが約7年、コンロが約10年です(同ガイド「熱源を確保しよう」)。内閣府の調査で3日分以上備えているものを聞くと、飲料水が69.8%、食料品が59.8%で、食品加熱用熱源は27.7%でした(防災に関する世論調査(2025年8〜9月))。足すときの例はボンベとコンロです。
家にある分の数え方
水はリットルに、主食は「食」に直して足し、1日に使う量で割ると、今の備えが何日分かわかります。農林水産省のガイドも、最初の手順を「家庭にある食品をチェック」、次に人数や好みで内容と量を決め、足りないものを買い足す順にしています(同ガイド)。
- 水:家にあるペットボトルのリットルを全部足し、「人数×3」で割る
- 主食:パックご飯とカップ麺は1個1食、乾麺は袋の「◯人分」の表示で数える。米は、茶わん1杯が炊く前で65gくらいなので、5kgで約77杯、2kgで約31杯(農林水産省の資料(PDF)。2kgは編集部の計算)。ここでは茶わん1杯を1食と数え、足して「人数×3」で割る
- おかず:缶詰とレトルトの数を、上の表の4人分(缶詰36缶、レトルト36個、パスタソース12個)と比べる。2人なら半分
- ボンベ:本数を数え、1週間の目安(人数×6本)と比べる。コンロがあるか、製造から約10年以内かも見る
- いちばん短いものから足す:何日分かを並べ、短いものを次の買い物のメモに書く
茶わん1杯を1食とするのは、少なめの数え方です。尾西の白飯は米100g(お茶碗軽く2杯分)を1食としていて、上の国の例も、4人分の米8kgだけで約123杯になります(編集部の計算)。よく食べる子がいる家は多めに見てください。
たとえば大人2人と子ども2人の家に、水が2L×6本の箱1つと500ml×6本(15L)、主食がパックご飯6個・カップ麺4個・米5kg(約77杯)で87食、おかずが缶詰12缶とレトルト類16個(28個)、ボンベが3本あるとします(数字は例です)。
| 品目 | ある分 | 1週間の目安 | 何日分 |
|---|---|---|---|
| 水 | 15L | 84L | 約1.3日 |
| 主食 | 87食 | 84食 | 7日以上 |
| おかず | 28個 | 84個 | 約2.3日 |
| ボンベ | 3本 | 24本 | 約0.9日 |
この家は、茶わん1杯を1食として数えると、主食の回数は足りています。ただ、米を炊く水と火が1日分ほどしかありません。先に水の箱とボンベを足します。
この記事の数え方では、冷蔵庫の中身は入れません。農林水産省のガイドは、災害時はまず冷蔵庫にある食品を食べ、そのあとストック食品を食べていくとしているので、冷蔵庫の分はストックとは別の余裕と考えます(同ガイド)。家族の年齢を選んで品目ごとの量を確かめたいときは、東京都の東京備蓄ナビも使えます。ナビは3〜7日間の備えを推奨し、家庭や住まいの状況で変わるとしているので、この記事の1週間分の数字とは違って出ることがあります。
ローリングストックで少しずつ足す
ふだんの食品を少し多めに買い、古いものから食べて、食べた分を買い足す方法です。農林水産省は、費用と時間の面でふだんの買い物の範囲ででき、買い置きのスペースを少し増やすだけで済むとしています(同ガイド)。防災庁の要請の「使ったら補充する」も同じ考え方です。
- ふだん食べている食材を多めに買って、蓄える
- ふだんの食事で食べる(賞味期限の古いものから)
- 食べたら買い足して、補充する
出典:政府広報オンライン
一度にそろえなくてもかまいません。4人家族なら、最初の目標を水3箱と36食に置き、買い物のたびに少しずつ1週間分に近づけます。農林水産省の職員の例では、水をまとめ買いせず、買い物のついでに2Lを1本ずつ買い足しています(農林水産省)。
置き方は、毎日のように使う食品はキッチンで回し、たまにしか使わない食品は押し入れやクローゼットへ。1日分のストック食品をひとまとめにして7日分用意する方法も紹介されています(同ガイド)。
赤ちゃん・小さい子がいる家で足すもの
赤ちゃんのミルクや離乳食などは、少なくとも2週間分の備えがすすめられています。農林水産省のガイドは、災害時には物流の停滞で特殊食品(アレルギー対応食、乳児用ミルク、離乳食など)が手に入りにくくなることを想定し、行政の備蓄も多くないので、自分で備えることが大事だとしています(農林水産省「要配慮者のための災害時に備えた食品ストックガイド」(PDF)・同ガイド(PDF))。
| 備えるもの | ポイント |
|---|---|
| 粉ミルク | ふだんミルクの家は飲んでいる分を多めに(編集部の補い)。母乳の家も、どうしても足りないときの分があると安心。哺乳ビン、紙コップ、使い捨てのスプーンも。東京備蓄ナビは、スティックタイプが便利としている |
| 調乳の水 | 飲料水を多めに。水道水が使えないときは国産のミネラルウォーター。井戸水は使わず、給水車の水は当日中に使う。粉ミルクは一度沸騰させたお湯で作るので、ボンベとやかんか鍋も。哺乳ビンは使う前に洗って熱湯で消毒する |
| 液体ミルク | 調乳なしで飲ませられ、水も熱源も要らない。紙パックや缶は使い捨てカップか哺乳ビンに移す。常温(おおむね25℃以下)で保存し、製品の表示と期限を確かめる。開封したらすぐ飲ませ、飲み残しは与えない。東京備蓄ナビは、未開封で常温半年〜1年の保管が可能としている |
| 離乳食 | びん詰やレトルトを少なくとも2週間分。月齢が進むと食べるものが変わるので、前の月齢のものを食べながら次の月齢のものを買い足す。ふだんから食べ慣れておく |
| 好きな物 | お菓子や缶詰、飲み物など、子どもが日頃から大好きなもの。落ち着かない環境でリラックスできるもの、安心するものも |
出典:農林水産省「要配慮者のための災害時に備えた食品ストックガイド」乳幼児の備え(PDF)、政府広報オンライン、東京備蓄ナビ
農林水産省のガイドは、大事なのはお母さんと赤ちゃんが元気でいることだとして、困ったことがあったら医療・栄養のスタッフに相談し、頑張り過ぎないようにと書いています(同ガイド(PDF))。
食物アレルギーのある子は、原因の食品が入っていないものを、少なくとも2週間分見ておきます。政府広報オンラインは、東日本大震災で鶏卵・牛乳・小麦を除いたアレルギー対応食品を1か月以上入手できなかった人がいたと書いています(政府広報オンライン)。
足りない分を買い足すなら
ふだんの買い物で回しきれない水とボンベは、箱やパックで持っておくと数えやすくなります。賞味期限や使う水の量、使用期限を公式サイトで確かめられ、楽天市場などで買えるものから例として挙げました。スーパーやドラッグストアのふだんの商品でもかまいません。味や使い心地を比べたものではありません。賞味期限の残りと送料は店のページで確かめてください。
| こんな家に | 商品と公式の記載 |
|---|---|
| 家に箱で置きたい | 富士ミネラルウォーター 非常用5年保存水 2L×6本:賞味期限は5年6か月、軟水 |
| 1本ずつ子どもに渡したい、持ち出したい | 同 500ml×24本:賞味期限は5年6か月、軟水 |
| 水でもご飯を用意したい | 尾西の白飯 100g:お湯で15分、水で60分。製造より5年6か月 |
| お湯を沸かす分を足したい | イワタニ カセットガス オレンジ 3本パック:1本250g。製造から約7年以内に使い切るのが目安 |
| カセットコンロが家にない | イワタニ カセットフー 達人スリムV:うす型、約1.3kg |
富士ミネラルウォーター 非常用5年保存水 2L×6本
賞味期限は5年6か月で、公式の案内では、届いてから賞味期限まで5年以上を確保しています。採水地は山梨県富士吉田市で、軟水です(富士ミネラルウォーター)。4人家族なら、1箱で1日分、7箱で1週間分の計算です。1箱は13.0kgで、外寸は272×220×315mm。段ボールには取っ手の穴がありません。同じサイズなら最大4段まで積み重ねられ、賞味期限が見えるように積み、直置きは控えるよう案内しています(保管方法)。
富士ミネラルウォーター 非常用5年保存水 500ml×24本
同じ保存水の500mlです(富士ミネラルウォーター)。1箱12Lなので、こちらも4人家族で1箱1日分の計算です。2Lより本数が増える分、1本ずつ持ち出しやすくなります。1箱は13.6kgで、外寸は370×250×217mmです(保管方法)。
尾西の白飯 100g
1袋100gで、でき上がりは260g(お茶碗軽く2杯分)、必要な水の量は160mlです。特定原材料等29品目を使っていないと案内していますが、アレルゲン情報は製造時期で変わることがあるとして、手元の商品の原材料表示を確かめるよう書いています(尾西食品)。お湯なら15分、水なら60分でできあがり(東京備蓄ナビ・尾西食品のよくある質問)、賞味期限の表示は製造より5年6か月です。
イワタニ カセットガス(オレンジ)3本パック
1本250gの3本パックです(岩谷産業)。製造から約7年以内に使い切るのが目安で、製造年月日は缶底の数字で確かめられます(岩谷産業)。農林水産省の目安の1人1週間約6本なら、4人で24本、3本パックで8つの計算です。
イワタニ カセットフー 達人スリムV
うす型のカセットこんろで、商品重量は約1.3kg、連続燃焼時間は約68分です(気温20〜25℃、強火でボンベ1本を使い切るまでの実測値)。圧力感知安全装置などが付いています。テント内や車内では使わないよう書かれています。使用ガスはイワタニカセットガスです(岩谷産業)。ほかのメーカーのコンロがある家は、説明書で使うガスを確かめてください。こんろは製造から10年を目安に買い替えを検討するよう案内しています(岩谷産業)。
水と食料のほかに備えたいもの
防災庁の要請は、携帯用トイレ、ティッシュ、トイレットペーパーなどの生活用品も挙げています。携帯トイレは1人1日5回で数えるので、4人家族の1週間分で140回分です。人数別の数と選び方、地震のあとにトイレを流す前に確かめることは、携帯トイレは家族で何回分?にまとめました。0〜2歳の子のおむつの数え方も同じ記事にあります。
よくある質問
-
4人家族は水を何本備蓄すればいい?
1週間分は84Lで、2Lペットボトルなら42本、500mlなら168本です。3日分なら36Lで、18本か72本です。防災庁の「一人あたり一日3リットル」で計算しました。
-
水の備蓄は7日分必要?
防災庁の要請は「最低3日間、できれば1週間分」です。農林水産省のガイドは、ライフラインの復旧まで1週間以上かかる例が多いとして、ハザードマップなどで地域の状況を確かめ、2週間分など多めに備えることも大切だとしています。まず3日分をそろえ、1週間分に近づける進め方なら無理がありません。
-
保存水は500mlと2Lのどちらがいい?
確かめた公的な資料には、どちらという指定はありません。編集部としては、料理にも使う家の分は2Lの箱で、1本ずつ子どもに渡したり持ち出したりする分は500mlで、と分ける形をすすめます。どちらも1箱12Lなら、数え方は同じです。
-
1人1日の食料はどれくらい?
1日3食で数えます。1週間で21食です。全部を非常食にする必要はなく、政府広報オンラインの例は、米・パックご飯・カップ麺類・乾麺に、缶詰やレトルトを組み合わせています。
-
水道水をためておいてもいい?
清潔な容器に口もといっぱいまで入れてしっかりフタを閉め、直射日光を避けて室温の低い所に置けば、3日程度は飲料水として使えます(農林水産省のガイド)。
-
カセットボンベは何本あればいい?
1人1週間で約6本が目安で、4人家族なら24本です。使用期限の目安は製造から約7年なので、缶底の製造年月日を見て、古いものから使います。
この記事について
防災庁の要請の本文、農林水産省のガイド、政府広報オンライン、東京都の東京備蓄ナビ、内閣府の世論調査、メーカー公式の記載を確かめてまとめました。人数ごとの量と「何日分か」は、それらの目安をもとに編集部が計算したものです。商品は買い足すときの例で、すべての商品を調べたわけではなく、味や使い心地を比べたものでもありません。
この記事は、子育て主婦の若返り日記の編集部(運営:Digital GOAT株式会社)がまとめました。サイトの運営者は運営者情報、運営会社は運営企業をご覧ください。
防災庁:事前防災徹底のための緊急要請(2026年11月2日)、国の計画:中央防災会議「防災基本計画」(PDF)
農林水産省:災害時に備えた食品ストックガイド(家庭備蓄のすすめ・ローリングストック・選び方・水・熱源・収納)、要配慮者のためのガイド(重要性・ポイント・乳幼児。PDF)、大事な水、どうやって備えますか?、米の分量の資料(PDF)
政府広報オンライン:今日からできる食品備蓄。ローリングストックの始め方、防災特集。内閣府:防災に関する世論調査(令和7年)
東京都:東京備蓄ナビ。報道:静岡放送(静岡新聞アットエスに掲載)
商品:富士ミネラルウォーター 非常用5年保存水・保管方法、尾西の白飯・よくある質問(尾西食品)、イワタニカセットガス・カセットフー 達人スリムV・使用期限(岩谷産業)


